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先輩は10歳年上の白鴎会の仲間である。在職されておられ
る時はお世話になったものだ。8月10日から15日の日程
で近鉄阿倍野店6F美術画廊で開催されたが、11日はギャ
ラリートークがあるとの事で拝見することにした。
主に奈良の風景をテーマにされて30点あまり、爽やかな色
調に加えてマチエルは流石に駆使されていた。中でも100
Fの大作「晩秋の大和」は、色づく木立のなかから薬師寺の
東塔が垣間見える、ゆったりした雰囲気の風景画であった。
白日会会員、日展会友で頑張っておられる先輩は、トークの
中でも彫刻の富永先生や洋画の伊藤先生に身近で指導を受け
られて今日ある事や、人間は自然の一部であり共生する事を
意識しなければならない思いで制作されている事など、先輩
特有の語り口で話されていた。個展会場にはいつのまにか5、
60人の方々が耳を傾けていたが、イラストと絵画のどこが
違うのか? 何処行けば教えてもらえるのか?など、質疑応
答もあり盛り上がっていた。先輩から会場の皆さんへはがき
サイズの彩画集がプレゼントされ和やかなトークであった。
(伊郷)
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