白鴎会に力を貸してください

ビジュアルデザイン科（旧図案科）卒業の皆さんは、ご存知と思いますが工芸会会員であると共に、縦の会「白鴎会」の会員でもあります。
最近は取り立てた活動も行えず申し訳なく思っています。

その時も工芸８０周年記念行事を控えた久しぶりの縦の会の集いでしたが、平成１５年１月１８日（土）にアクトスリーに於いて、自由トーク「工芸を語る」を、開催しました。
バウハウス思想を学んだ日々と、高度成長期から現在に至るまでの社会での様々な経験、そしてデザイナーを目指す若者へのアドバイスまでを、コメンテイター中心に展開しました。

熱っぽく語って頂いたコメンテイターの皆さんは、大橋武（昭和２６年卒）デザイン教育研究所嘱託教授、坂下清（昭和２７年卒）武蔵野美術大学教授、馬場英 彦（昭和３７年卒）デザイン教育研究所嘱託教授、川上徹夫（昭和３７年卒）大阪デザインセンター部長、楠本祐介（平成１０年卒）工芸高校講師の５名の方々 でした。

中でも、坂下先輩は白鴎会も昔を懐かしむのじゃなくて、貴重な体験をされている方が大勢おられるわけですから、積極的に社会に向けて、あるいは教育界に向けて、工芸高校の将来のあり方等について新しい提言ができる白鴎会でありたいものだと思っています。
と述べられていますが、全く同感するところです。

いま少し白鴎会の為に力を貸してください。
またネット上で対談も、作品展も、可能になっています。


大いに皆さんの参加をお待ちしています。（記　伊郷）